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ドーシー・チャタノカナは、
「名字が長いっ」と
昔から思っていたが、
それはどうにもできないので
悩むのを4歳で止めた。
それから20年ほどして
魅力の深すぎる女性に恋をし、
その深さに身の程及ばず
捨てられ果てる。
ショックのショックを
名字の長さに責任を転嫁して
数年を乗り越えたつもりが失敗。
以後は
キラリと光る才ある女性が
トラウマとなる。
30代、
いじけた20代の思い出に
終止符を打つことを決意。
背中に
「さよなら二十代の俺」
とタトゥーを淹れた。
はずだったが、
彫り代をケチったために、
彫師は82歳の婆ちゃんで
背中には鮮やかに
「さよらな二十台の俺」
と刻まれた。
本人はまだ
気づいていないけれど。
それも幸せの
生きる道かもしれないのだ。
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