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亀「右京さん、新しい足跡です」
右「追ってみましょう」
亀「どこへ行くのかなあ、足跡ちゃん」
右「おや、ここは。
亀山くんっ、早く出ましょう」
亀「どうしたんすか右京さん」
右「ここはいけません」
亀「だから何でっすか」
右「見てください。僕の足跡が
ここには残ってしまう。
亀「そりゃまあねえ」
右「これは大変な失敗です」
亀「まさか、罠ですか」
右「おそらく、偶然でしょう」
亀「じゃあ大丈夫ですよ」
右「我々がここに来たと知れたら、
気分を害されるはずです」
亀「んなことないっすよ。
考えすぎですよ右京さん」
右「そうかもしれません。
しかし、希望は儚いものです。
特に、楽観的なものほど」
亀「そうかなぁ」
右「僕の経験上は、そうです」
亀「案外、そうじゃないかも
しれないっすよ」
右「君のような人を、
僕は羨みますよ。
ああ、お恥ずかしったらありゃしない」
亀「水谷さん、それ刑事貴族っすよ」
右「私としたことが、取り乱しました。
とにかく、ここを出ます」
亀「はいはい」
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