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ひとりでいることが多いと、
いざ人と接する時に
自分の心の「本丸」を守るため、
と同時に、
自分の存在感を示すためにも、
多重の防壁を装備します。
外堀までがっつり掘ります。
かなり手ごわいです、この装備。
自慢できることじゃないけど。
だからわたしにとって、
人との関係で得た経験は、
特に深く淡い色の想い出は、
触れると痛い、宝物。
奥の奥のその奥に、
忘れられるように、
しまってあります。
そんなわたしの秘密の部屋に、
『秒速5センチメートル』は、
まさに直球ストライク。 防壁こっぱみじん。
そこへ
『ジョゼと虎と魚たち』の、
ジワジワ沁みる水攻めでボロボロ。
『死ぬまでにしたい10のこと』の時には、
もう丸裸すっぽんぽん。
為す術なし。号泣。
ま、時には
こうやって風を通さないとね。
濁ってくるから。
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